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▽この空爆で民間人少なくとも3人が負傷、うち1人は重体だという。
2025年3月13日/シリア、首都ダマスカス郊外、イスラエル軍の空爆を受けた建物(ロイター通信)

イスラエル軍が13日、シリアの首都ダマスカスで空爆を行い、パレスチナ自治区のイスラム原理主義組織「イスラム聖戦」の司令部を攻撃したと発表した。

国営シリア・アラブ通信(SANA)によると、この空爆で民間人少なくとも3人が負傷、うち1人は重体だという。

イスラエル軍はダマスカス郊外の複数の建物を空爆した。

イスラエル軍が公開した映像には建物が吹き飛ぶ様子が映っていた。

軍当局によると、この司令部はイスラエルに対する「テロ活動」を計画、指示するために使用されていたという。

イスラム聖戦の報道官はSNSに声明を投稿。標的となった建物が司令部であることを否定した。

ロイター通信は治安筋の話しとして、「イスラエル軍は過去のテロ攻撃に関与したパレスチナ人を狙った」と伝えている。

イスラエル軍は昨年12月にアサド政権が崩壊して以来、軍事資産が暫定政府の手に渡るのを防ぐため、シリア領内を数百回空爆。2月末には南部の武器庫を含む軍事施設を対象に空爆を行った明らかにしていた。

またイスラエル軍はアサド政権の崩壊に乗じてゴラン高原とシリア南部の間の緩衝地帯を制圧。この緩衝地帯は1974年の国連協定に基づき設定された。

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