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▽今月初めにはアサド政権崩壊後初の国際商業便であるロイヤル・ヨルダン航空便が運航を再開している。
2025年1月23日/シリア、首都ダマスカスの空港、トルコ航空の旅客機(Getty Images/AFP通信)

トルコの国営航空会社「トルコ航空」が23日、トルコ・シリア間の商業フライトを13年ぶりに再開した。

トルコのテレビ局は国旗をまとったシリアの家族がダマスカス行きの便に搭乗する準備をしながら、反体制派の歌を歌い、歓声を上げる様子を伝えた。

乗客たちは機内でも反体制派の賛歌を歌いながら客室乗務員と握手し、祝賀を続けた。

トルコに12年間住んでいるという男性は「シリアが恋しくて、飛行機で戻れることを嬉しく思う」と語った。

アサド(Bashar Assad)前大統領は先月、タハリール・アルシャーム機構(HTS)率いる反体制派による電光石火の攻勢に対応できず、ロシアに逃亡。これにより、50年にわたるアサド一族の独裁に終止符が打たれた。

今月初めにはアサド政権崩壊後初の国際商業便であるロイヤル・ヨルダン航空便が運航を再開している。

暫定新政にとって重要な同盟国であるトルコはシリアの経済に投資し、電力・エネルギー部門を支援する意向を示している。

トルコ航空のCEOは今月初め、イスタンブール・ダマスカス便を週3便運航すると発表していた。

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