◎捜査当局は首都スコピエの南西に位置するストルガなどで家宅捜索を行い、4人を逮捕した。
北マケドニア西部でテロ攻撃を計画していたとして、4人の男が逮捕された。内務省が15日、明らかにした。
それによると、捜査当局は首都スコピエの南西に位置するストルガなどで家宅捜索を行い、4人を逮捕したという。
トシュコフスキ(Panche Toshkovski)内相は記者会見で、「この4人はテロ組織の一員であり、長い間当局の監視下に置かれていた」と語った。
4人は全員北マケドニア人で、15日午後に出廷する予定。
警察は4人が所属する組織やテロ計画の詳細は明らかにしなかった。
トシュコフスキ氏は「捜査当局は4人が特定の過激派組織や宗教団体を支援するグループとつながっているという証拠を持っている」と述べた。
またトシュコフスキ氏は「その目的は北マケドニアの国民を洗脳し、彼らのテロ計画実現に向けて行動させることだった」と説明した。
テロ等準備罪で有罪判決が確定した場合、8年以下の禁固刑に処される可能性がある。
北マケドニア警察は2020年12月、イスラム国(ISIS)の名の下に個人や公共施設へのテロ攻撃を計画した疑いで8人の男を逮捕した。