◎ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃は間もなく開戦から100日を迎える。
ドローンを準備するウクライナ兵(Getty Images/AFP通信)

ウクライナ空軍は12日、ロシア軍が発射したドローン110機のうち46機を撃墜し、60機を電子戦で無力化したと明らかにした。

それによると、少なくとも2機のドローンがベラルーシ領内に墜落したとみられる。

ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃は間もなく開戦から100日を迎える。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられるが、戦況はほとんど明らかになっていない。

ウクライナ空軍は12日、ロシア軍が同日未明から早朝にかけて3発のミサイルを発射したと発表。死傷者の情報はない。

ロシア国防省は同日、防空部隊がウクライナと国境を接する地域に飛来したウ軍のドローン13機を撃墜したと明らかにした。

NATOのルッテ(Mark Rutte)事務総長は12日、ロシアによる中国、北朝鮮、イランとの経済・軍事協力の拡大が欧州だけでなく、インド太平洋地域や北米の平和や安全をも脅かしていると警告。西側同盟国に対し、連携して問題に対処する重要性を強調した。

ロシアのショイグ(Sergei Shoigu)安全保障会議書記は12日に中国の王毅外相と北京で会談。米国によるロシアと中国の封じ込めに対抗することが両国の重要課題だという認識を示した。

米国務省によると、北朝鮮軍はロシア軍と共に西部クルスク州で戦闘を開始したという。

同省は声明で、「1万人以上の北朝鮮軍兵士がロシアに派遣されたことを確認し、その大部分がクルスク州でロシア軍と共に戦闘行動を開始した」と述べた。

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