◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は24日午後の時点で4万2847人、負傷者は10万544人となっている。
イスラエル軍は24日、ガザ北部の避難所として利用されている病院を砲撃し、市民の応急手当てに当たっていた多くの医師を逮捕した。現地メディアが報じた。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラによると、イスラエル軍はこの病院がイスラム組織ハマスの拠点として運営され、医師らがハマス戦闘員を治療しているとして、取り締まったという。
ガザ中部ヌセイラットの難民キャンプ内にある学校兼避難所も24日、イスラエル軍の空爆で大きく損壊。生後11ヶ月の乳児を含む少なくとも17人が死亡、42人が負傷した。
イスラエル軍は3週間近くに渡ってガザ北部を包囲し、ハマスの武器庫や施設を空爆していると主張。多くの住宅や難民キャンプが消失した。
一方、イスラエル軍はレバノンの過激派ヒズボラへの空爆も継続中。レバノン保健省は24日、過去24時間の空爆で少なくとも19人が死亡したと報告した。
レバノン侵攻におけるレバノン側の死者は24日午後の時点で2593人、負傷者は1万3000人近くに達した。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は24日午後の時点で4万2847人、負傷者は10万544人となっている。
ガザ北部ジャバリヤ、ベイトラヒヤ、ベイトハヌーンの難民キャンプは過去1週間の空爆で壊滅的な被害を受け、100人以上が死亡、多数の行方不明者が出ている。
