◎事件は14日の午前10時前に同校敷地内で発生。職員が撃たれ、意識不明の状態で病院に搬送された。
米カリフォルニア州のサンタモニカ・カレッジで発生した発砲事件について、捜査当局は15日、容疑者の男が自傷行為による死亡したと明らかにした。
事件は14日の午前10時前に同校敷地内で発生。職員が撃たれ、意識不明の状態で病院に搬送された。
警察によると、容疑者は15日午後、警察官に取り囲まれた後、自分自身を撃ち、その場で死亡が確認されたという。
自殺したのは同校で働く39歳の男性職員。管理業務のマネージャーであった。
警察によると、容疑者は現場から逃走し、翌日の午後3時頃、サンタモニカの南方に位置する町で発見された。
パトカーが容疑者の車を追跡。容疑者の車はパトカーに行く手を阻まれ停止した。
サンタモニカ警察はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「容疑者は警察に取り込まれた後、車内で自分自身を撃ち、まもなく死亡した」と書き込んだ。
警察が動機などを調べている。
警察によると、容疑者は2011年に殺人未遂、2019年に銃器を使った暴力事件で逮捕されたことがあるものの、いずれの事件も嫌疑不十分で無罪が確定していたという。
サンタモニカ・カレッジの全キャンパスはこの事件を受け、15日も休校となった。