◎100人を超える消防士たちが国会前の階段を占拠し、発煙筒をたき、同じ公務員である警察官と対峙した。
ポルトガル・リスボンの国会前で労働条件の改善を求める消防士たちが政府に抗議した。現地メディアが2日に報じた。
100人を超える消防士たちが国会前の階段を占拠し、発煙筒をたき、同じ公務員である警察官と対峙した。
デモに参加した男性は地元テレビ局の取材に対し、「政府は命がけで働く消防士の待遇を見直すべきだ」と訴えた。
一部の消防士は国会前に配備された警察官に話しかけ、肩を組み、記念撮影した。
このデモは給与と労働条件・時間の改善を求める全国消防組合によって組織された。
ポルトガルでは先月、100件を超える山火事が発生。数千人の消防士が総動員で消火活動に当たった。