◎インフルエンザのシーズンは年によって期間が異なる。例年10月頃から始まり、2月にピークを迎え、5月頃まで続くことが多い。
インフルエンザの予防接種(CDC)

疾病対策センター(CDC)は9月30日、2023~24年シーズンにインフルエンザで死亡した子供の数が200人に達し、記録を取り始めて以来、最も多くなったと明らかにした。

それによると、これまでで最も多かったのは2019~20年シーズンの199人。

インフルエンザのシーズンは年によって期間が異なる。例年10月頃から始まり、2月にピークを迎え、5月頃まで続くことが多い。

CDCによると、今シーズンインフルエンザで死亡した子供の約80%がワクチンを十分に接種しておらず、半数近くが少なくとも1つの持病を持っていた。

CDCは生後6ヶ月以上の子供全員に、10月末までにインフルエンザワクチンを1回接種するよう推奨している。

CDCは報告書の中で、「1度もインフルエンザワクチンを接種したことがない8歳までの子供はシーズン中に少なくとも2回、ワクチンを接種してほしい」と呼びかけている。

小児のインフルエンザワクチン接種率は近年低下している。

CDCによると、今シーズンの小児の接種率は53.9%。昨シーズンより約2.2%、パンデミック前より8.5%低くなっている。

インフルエンザのピークはシーズンによって異なるが、CDCの推計によると、過去10年間の年間感染者は最大4100万人。毎年71万人が入院し、毎年5万1000人が死亡している。

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