◎火災は29日の午前5時頃に発生。工場の屋上で出火し、スプリンクラーが誤作動して延焼したという。
2024年9月29日/米ジョージア州アトランタ、化学工場から立ち上る黒煙(AP通信)

ジョージア州アトランタの東部にある化学工場で火災が発生し、近くの州間高速道路20号線が両方向とも通行止めになった。現地メディアが29日に報じた。

それによると、火災は29日の午前5時頃に発生。工場の屋上で出火し、スプリンクラーが誤作動して延焼したという。ケガ人の情報は入っていない。

ABCニュースは関係者の話しとして、「何らかの原因でスプリンクラーが誤作動し、水に反応する化学薬品が爆発した」と伝えている。

出火原因は明らかになっていない。

同州ロックデール郡の保安官事務所はSNSに動画を投稿。「工場屋上から出火し、延焼を食い止めていたが、午後に再燃、燃え広がった」と述べた。

それによると、消防が消火作業に当たっているという。

ロックデール郡の自治体もSNSに声明を投稿。付近の住民に対し、工場に近づかず、自宅の窓を閉めるよう呼びかけた。

同郡の北部、州間高速道路20号線の北側に住む住民は避難を命じられた。

同郡保安官事務所は避難した人の数について、「集計中」としている。

現地メディアによると、連邦と州の環境保護庁(EPA)が現場に職員を派遣し、人体に影響のある物質が拡散していないか調査しているという。

この工場は複数の化学物質を扱っていると伝えられているが、詳細は明らかになっていない。

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