◎容疑者は捕まっておらず、警察が州全域に規制線を張り、行方を追っている。
2024年9月17日/米ケンタッキー州ロンドン近郊、銃撃事件が発生した州間高速道路75号線近くの国有林(AP通信)

ケンタッキー州ロンドン近郊の州間高速道路75号線で発生した銃撃事件について、地元当局は17日、2週間ぶりに現場周辺の学校の対面授業を再開した。

事件は今月7日の17時30分頃に発生。逃亡中のジョセフ・A・カウチ(Joseph A. Couch、32歳)容疑者が車に向けて発砲し、5人が負傷、別の2人が接触事故により負傷した。

負傷した5人のうち4人が退院し、もう1人も回復に向かっている

容疑者は捕まっておらず、警察が州全域に規制線を張り、行方を追っている。

ローレル郡の教育委員会はオンライン授業による対応を終了し、約9000人の生徒が17日、通学を再開した。

学校周辺と通学路には警察官が配備され、警戒に当たっている。

ケンタッキー州知事は17日の記者会見で、「我々は恐怖の中で生活するつもりはない」と述べた。

各学区は対面授業再開について、「生徒と職員の安全を最優先し、当局の要請があれば、オンラインに再移行できる体制を取っている」とした。

州警察によると、容疑者は高速周辺の広大な国有林のどこかに潜んでいる可能性が高い。警察はこれまでに、銃撃に使われたとみられるAR-15型ライフル(照準器付き)と林道に放置された容疑者の車を発見している。

州と連邦警察は2865平方キロメートル以上の国有林のうち約113平方キロを捜索したが、容疑者の痕跡はまだ見つかっていない。

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