◎現場はニジニタギル近郊の団地。1日午後に爆発が起き、5階建ての団地の少なくとも1棟が完全に崩壊した。
ロシア中部スベルドロフスク州ニジニタギルの団地で発生した爆発について、非常事態省は3日、行方不明者の救助活動が終了し、10人の死亡を確認したと発表した。
それによると、7人の子供を含む15人が救助されたという。亡くなった10人のうち5人が子供であった。
現場はニジニタギル近郊の団地。1日午後に爆発が起き、5階建ての団地の少なくとも1棟が完全に崩壊した。
非常事態省によると、団地内の天然ガスを貯蔵するタンクが爆発した可能性が高いという。
国営テレビは目撃者の話しとして、「団地が崩れる直前、大きな爆発音を聞いた」と伝えていた。
当局は500人体制で行方不明者を捜索。大型重機も投入した。
国営テレビによると、団地を管理する自治体の事務所が家宅捜索を受け、数人が拘束されたとみられる。
ニジニタギル当局は3日、犠牲者に哀悼の意を表し、町を挙げて喪に服すと宣言した。