◎ドミンゴ氏は他の人権派弁護士と同様に、多くの事案で先住民と農家を弁護してきた。
グアテマラ、首都グアテマラシティ(shutterstock)

グアテマラの首都グアテマラシティで人権派弁護士が待ち伏せ攻撃を受け、殺害された。現地メディアが7日に報じた。

それによると、先住民と農家の権利拡充を訴える団体の弁護士を務めているドミンゴ(José Domingo)氏が6日、グアテマラシティ近郊の道路で射殺されたという。

警察はこの事件に関するコメントを出していない。

AP通信は団体の関係者の話しとして、「正体不明の武装集団がドミンゴ氏の車列を攻撃した」と伝えている。

それによると、他の2人が重傷を負い、病院に搬送されたという。

ドミンゴ氏は土地の所有権に関する争いを弁護してきた。先住民や農家は自分たちが暮らす土地の所有権を得るために、様々な裁判を起こしている。

ドミンゴ氏は他の人権派弁護士と同様に、多くの事案で先住民と農家を弁護してきた。

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は7日、この事件を非難し、迅速かつ公平な調査を求めた。

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