◎警察は爆発物を持ち込んだとされる38歳の男を逮捕した。
ナイジェリア北部カノ州のモスクで15日、爆発があり、4人の子供を含む少なくとも24人が負傷した。
州警察は爆発物を持ち込んだとされる38歳の男を逮捕した。それによると、事件は15日早朝に発生。男はこの地域に住み、礼拝者でにぎわうモスクに爆発物を持ち込み、起爆したという。
州警察の報道官は声明で、「男はモスクを襲撃したと認めている」と明らかにした。
また報道官は「初期調査の結果、可燃性の液体が爆発した兆候がみられるが、調査はまだ続いている」と述べた。
警察が現場を封鎖し、テロを視野に捜査している。負傷者は市内の病院に搬送された。容体は明らかになっていないが、一部メディアは数人が重傷と伝えている。
日刊紙デイリートラストは目撃者の話しとして、「モスクの入り口に礼拝者が殺到し、大騒ぎになっていた」と伝えている。