◎コンゴ当局は2週間前、首都キンシャサの国際空港に到着したケニア航空の貨物便が必要書類を提出しなかったため、貨物を押収した。
ケニア外務省は6日、貨物便の問題で2週間前にコンゴ民主共和国で拘束されたケニア航空の職員2人が釈放されたと明らかにした。
それによると、ケニア航空はそれ以来、コンゴ行きの便を停止していたものの、8日に再開する予定だという。
コンゴ当局は2週間前、首都キンシャサの国際空港に到着したケニア航空の貨物便が必要書類を提出しなかったため、貨物を押収したと報告。それ以上の詳細は明らかにしていない。
その後、陸軍がキンシャサのケニア航空事務所を家宅捜索し、職員2人を逮捕した。
キンシャサの地方裁判所はその数日後、2人の釈放を求めるケニア航空の申請を認めたものの、陸軍は2人を拘束し続けた。
ケニアとコンゴは友好的な関係にある。ケニアは国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)で主導的な役割を果たしてきた。
ケニア外務省の報道官は声明で、「キンシャサの駐大使が職員2人の解放交渉を行った」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。