◎イスラム教の断食月ラマダンの終わりを祝う祭日「イード・アル・フィトル」に先立ち、聖地に向かっていたバスが目的地近くで事故を起こした。
パキスタンの高速道路(Getty Images)

パキスタン南西部バルチスタン州でイスラム教の巡礼者を乗せたバスが道路沿いの水路に突っ込み、少なくとも17人が死亡、16人が負傷した。警察当局が11日、明らかにした。

それによると、事故は10日深夜に発生。イスラム教の断食月ラマダンの終わりを祝う祭日「イード・アル・フィトル」に先立ち、聖地に向かっていたバスが目的地近くで事故を起こしたという。

巡礼者たちはシンド州にある聖地でイード・アル・フィトルを祝う予定であった。

地元テレビ局は警察筋の話しとして、「病院に搬送された16人のうち15人が重体という情報がある」と伝えている。

バスには運転手を含め33人が乗っていた。運転手の容体は不明である。

バルチスタン州政府はSNSに声明を投稿。犠牲者と遺族に哀悼の意を表した。

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