◎治安維持任務に向かった部隊が武装した若者たちに取り囲まれ、殺害された。
ナイジェリア南部の集落で銃撃戦があり、陸軍兵士16人が死亡した。国防当局が16日、明らかにした。
それによると、陸軍は14日、2つのコミュニティー間で銃撃戦が発生したという通報を受け、現場に部隊を派遣。戦闘に巻き込まれたという。
国防省の報道官は声明で、「治安維持任務に向かった部隊が武装した若者たちに取り囲まれ、殺害された」と明らかにした。
この攻撃により、司令官を含む兵士16人の死亡が確認された。陸軍は集落に追加部隊を派遣、警察と協力して捜査に当たっている。
地元メディアによると、2つの先住民族による土地をめぐる対立が激化し、少なくとも1人が拉致されたという。
この対立にイスラム過激派がかかわっているという情報はない。
ナイジェリアでこのような銃撃戦は珍しくなく、特に北部地域では過激派によるテロや誘拐が多発している。