◎南ア政府は南部アフリカ開発共同体(SADC)の任務の一環として、コンゴ東部・北キブ州に部隊を派遣している。
コンゴ民主共和国に派遣されていた南アフリカ軍の兵士が同僚を射殺し、その後自殺した。当局が2日、明らかにした。
南ア国防軍は声明で、「この兵士は支給された武器を使った」と説明した。
また同軍は「この事件を調査する委員会を招集した」と述べた。
2人の遺体はまもなく南アに移送される。
南ア政府は南部アフリカ開発共同体(SADC)の任務の一環として、コンゴ東部・北キブ州に部隊を派遣している。
南ア政府は先月、この平和維持ミッションに要員2900人を追加派遣すると発表。それから数日後、北キブ州のSADC基地に迫撃砲が撃ち込まれ、南ア兵2人が死亡、3人が負傷した。
コンゴ東部では国際テロ組織アルカイダやイスラム国(ISIS)とつながりのある過激派など、120以上の武装勢力が活動している。
コンゴ政府と同国最大の反政府勢力「3月23日運動(M23)」は戦争状態にある。