◎土砂崩れはダバオデオロ州の郊外にある金鉱山の村マサラで6日夜に発生した。
フィリピン南部ダバオデオロ州郊外で発生した土砂崩れについて、地元当局は11日、これまでに54人の死亡を確認し、63人の捜索活動を継続していると報告した。
土砂崩れはダバオデオロ州の郊外にある金鉱山の村マサラで6日夜に発生した。
ダバオデオロ州政府はフェイスブックに声明を投稿。「これまでに54人の遺体が収容された」と書き込んだ。
それによると、救助された住民32人は病院に搬送され、その一部は退院したという。
行方不明になっている63人の中には土砂崩れに巻き込まれたバス2台に乗っていた金鉱山の労働者数十人が含まれている。
中央政府によると、マサラと周辺の集落で生活する1100世帯以上が安全のため避難所に移されたという。
この地域は土砂崩れが発生する数週間前から大雨に見舞われていた。気象当局によると、土砂崩れ発生時のマサラの天候は晴れであった。