◎NATO加盟国は昨年、ロシアがウクライナに侵攻してまもなく、ロシア便の領空飛行を禁止した。
ロシアのラブロフ外相(Russian Foreign Ministry Press Service/AP通信)

ロシアのラブロフ(Sergey Lavrov)外相は27日、欧州安保協力機構(OSCE)の外相会議に出席するため、今週末にNATO加盟国・北マケドニアを訪問すると明らかにした。

ラブロフ氏がNATO加盟国を訪問するのは昨年2月にウクライナ侵攻が始まって以来初。

OSCEの輪番議長国を務める北マケドニアは先週、外相会議にラブロフ氏を招待した。

NATO加盟国は昨年、ロシアがウクライナに侵攻してまもなく、ロシア便の領空飛行を禁止した。

ラブロフ氏は記者団に対し、「北マケドニアは飛行制限を解除したようだ」と述べた。

またラブロフ氏は首都スコピエに滞在中、他のOSCE加盟国から二国間会談を要請されたと明らかにした。

その後、ロシア外務省は声明を発表。「ラブロフ外相はブリンケン(Antony Blinken)米国務長官と会談するつもりはない」と述べた。

米国務省はラブロフ氏に二国間会談を要請したかどうかを明らかにしていない。

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