◎デング熱は蚊が媒介する疾患のひとつで、発熱、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔吐などの症状がみられる。
西アフリカ・ブルキナファソでデング熱が蔓延し、今年1~10月の死者数が200人を超えた。軍政の報道官が20日、明らかにした。
保健当局によると、首都ワガドゥグや第2の都市ボボディウラッソで感染が拡大し、これまでに214人の死亡が確認されたという。
デング熱は蚊が媒介する疾患のひとつで、発熱、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔吐などの症状がみられる。熱帯地域の水源近くで蔓延することが多い。
1月1日~10月15日までの全国の感染者は約5万人。そのうち約半数がほぼ無症状だったという。
保健当局によると、感染者は増加傾向にあり、10月9日~15日の新規感染者は4377人。48人の死亡が確認された。
ブルキナでは雨季にあたる6~10月頃にデング熱の患者が増える傾向にある。
軍政の報道官によると、医療当局者がワガドゥグとボボディウラッソで蚊取り線香を配るキャンペーンを行っているという。