◎フィリピンでは船舶火災が相次いでいる。
フィリピン中部ボホール州沖で18日、乗客乗員120人を乗せたフェリーが炎上した。同国の沿岸警備隊が明らかにした。
それによると、火災は18日の明け方に発生したという。
フェリーは中部のシキホール島からボホール州の港に向かっていた。
沿岸警備隊は声明で「乗客らを救助し、火を消して止めた」と述べているが、負傷者の有無は明らかにしていない。
フィリピンでは船舶火災が相次いでいる。
今年3月には南部のバシラン島沖で約250人を乗せたフェリーが炎上。31人が死亡した。
首都マニラ南方のパタンガス州沖で昨年8月に発生したフェリー火災では乗客1人が負傷した。
1987年12月に発生したフェリーと燃料タンカーの衝突事故では4300人以上が死亡。世界最悪の海難事故として記録されている。