◎サル痘の重症化リスクは低く、感染者の大半は数週間で回復する。死亡率は5~10%、潜伏期間は7日~21日で、ほとんどの患者が10日~14日で発症する。
サル痘ウイルスのサンプル(Getty Images/AFP通信)

パキスタンの保健当局は25日、国内で初めてサル痘感染者を確認したと発表した。

当局は感染者の詳細を明らかにしていないが、空港と鉄道各社に警戒を呼び掛けている。

AP通信によると、陽性と診断された個人の家族は検査を受け、自宅にとどまるよう勧告されたという。

サル痘は中央・西アフリカでよくみられる感染症のひとつで、1970年にコンゴ民主共和国で初めて検出された。

専門家によると、サル痘の重症化リスクは低く、感染者の大半は数週間で回復する。死亡率は5~10%、潜伏期間は7日~21日で、ほとんどの患者が10日~14日で発症する。

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