◎事故はナイロビ近郊の一般道で30日早朝に発生。学生を含む12人がその場で死亡し、2人が搬送中に息を引き取ったという。
ケニアの首都ナイロビで30日、大学生を乗せたスクールバスと乗用車が正面衝突し、少なくとも14人が死亡した。
ナイロビ警察によると、事故はナイロビ近郊の一般道で30日早朝に発生。学生を含む12人がその場で死亡し、2人が搬送中に息を引き取ったという。
バスには学生30人が乗車していた。
ナイロビ警察の署長は記者団に対し、「死者数は増加する可能性がある」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
バスと乗用車の運転手の安否は不明だ。
地元メディアによると、バスはナイロビの中心部から大学に向かう途中だったという。
警察の報道官は「バスは何らかの理由でコントロールを失い、センターラインをはみ出し、乗用車と正面衝突した」と説明している。
国家警察によると、同国では交通事故が多発しているという。交通警察は主に都市部で飲酒運転や速度違反を厳しく取り締まっている。
国家警察は先週、1月以降の交通事故による死者数が全国で974人に達したと発表した。