◎警察は容疑者の罪状と認否を明らかにしていない。
シリアの難民キャンプ(Getty Images/PAメディア)

ドイツの検察当局は22日、イスラム国(ISIS)の部隊に所属していたとされるシリア人の男を逮捕したと発表した。

連邦検察によると、警察は20日に西部エッセン(ノルトライン・ウェストファーレン州)で男を逮捕したという。連邦検察は男の本名を公表しておらず、ISISのテロ集団の一員と説明している。

連邦検察は声明で「容疑者は2013年末にシリアでISISに参加し、反対派などを誘拐・処刑する部隊に所属していた」と述べている。

容疑者がその部隊でどのような役割を担っていたかや、ドイツに入国した時期は明らかにされていない。

ドイツ通信社(dpa)によると、州地裁は21日に容疑者を勾留するよう命じたという。

警察は容疑者の罪状と認否を明らかにしていない。

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