◎ナイジェリアの高速道路では同様の事故が多発している。
ナイジェリアの警察当局は11日、中部コギ州の高速道路でガソリンを積んだ大型タンクローリーが爆発し、少なくとも12人が死亡、数人が負傷したと発表した。
報道によると、事故は10日遅くに発生したという。
州警察の報道官はAP通信の取材に対し、「タンクローリーのブレーキが何らかの原因で故障し、他の車を巻き込んで激しくクラッシュした後、大爆発した」と語った。
報道官によると、車数台が巻き込まれ、タンクローリーの運転手を含む少なくとも12人が死亡したという。遺体は性別を確認できないほど焼け焦げていた。
負傷者の容体は明らかにされていない。
事故を目撃したというSNSユーザーは、「とんでもない爆発音だった」と投稿している。「火柱が上がった後に爆発音が聞こえたので、現場に急行しました...」
AP通信によると、ボランティアたちが黒焦げになった遺体を運び出したという。
ナイジェリアの高速道路では同様の事故が多発している。コギ州では今年9月にもタンクローリーが爆発し、10人以上が死亡した。