ウォルメックスの株価6%急落、25年第2四半期の業績市場予想下回る

メキシコ最大の小売企業であるウォルメックスは第2四半期において市場シェアの拡大に注力し、特にオンライン販売分野での強化を進めていた。
メキシコ、首都メキシコシティ、ウォルマート・ストアーズの看板(Getty Images)

米ウォルマートのメキシコ子会社ウォルマート・デ・メヒコ(ウォルメックス)の株式が17日朝に6%下落した。

同社は前日に25年第2四半期(4~6月)の決算を公表。売上高は前年から8%増加したが、純利益は10%減となり、市場の予想を下回った。

予想を下回る利益率の発表を受け、同社の株価は6%急落。時価総額609億ペソ(約約4830億円)が消失した。

同社はテクノロジー、電子商取引(EC)、店舗展開、人への投資を強化している。

その結果、同社の利子・税金・減価償却費・償却費控除前利益(EBITDA)マージンは9.5%となり、前年同期比で81%低下、2020年同期以来の最低水準となった。

メキシコ最大の小売企業であるウォルメックスは第2四半期において市場シェアの拡大に注力し、特にオンライン販売分野での強化を進めていた。

カリデ(Ignacio Caride)CEOはEC大手メルカドリブレに10年以上勤務し、昨年CEOに就任した。

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