グアテマラで地震相次ぐ、4人死亡、数千人避難

被害の全容は明らかになっておらず、政府と自治体が調査している。
2025年7月9日/中米グアテマラ、首都グアテマラシティ郊外、屋外に避難した住民(AP通信)

中米グアテマラで8日午後から地震が相次ぎ、4人が死亡、数千人が避難を余儀なくされている。政府が9日、明らかにした。

米地質調査所(USGS)によると、震源地は首都グアテマラシティ郊外とその周辺の広い範囲。津波は発生していない。

気象台は9日未明の時点でマグニチュード3.0~5.7の地震と余震が150回以上発生したと報告している。

アレバロ(Bernardo Arévalo)大統領は8日午後、SNSへの投稿で、グアテマラシティ南部の住宅地で女性の遺体が収容されたと明らかにした。

南部サカテペケスでは13歳の少年が死亡。死因は明らかになっていない。

エスクイントラ県ではトラックが落石に巻き込まれ、男性2人が死亡した。

被災地域では余震が続く中、数千人が路上や自宅の庭で一夜を過ごした。

被害の全容は明らかになっておらず、政府と自治体が調査している。

地元メディアによると、多くの建物や家屋が被害が確認されている。

グアテマラは環太平洋プレート上に位置し、大きな地震が定期的に発生している。

1976年に発生したM7.5の地震では2万2000人以上が死亡した。

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