◎死亡が確認されたのは女児4人と男児2人。足と手首には病院のタグが取り付けられたままで、暴行を受けた形跡はなかった。
ドミニカ共和国の墓地(Getty Images)

ドミニカ共和国の首都サントドミンゴにある墓地の入口で新生児6人の遺体が発見された。警察当局が4日、明らかにした。

それによると、死亡が確認されたのは女児4人と男児2人。足と手首には病院のタグが取り付けられたままで、暴行を受けた形跡はなかったという。

警察は死体遺棄事件として捜査を進めている。

地元テレビ局は関係者の話しとして、「6人の生まれた日はバラバラで、死産の子と生まれて数時間後に死亡した子がいた」と伝えている。

サントドミンゴ市長室の広報担当はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「1人の遺体は無残な姿で発見され、残り5人はビニール袋に入れられていた」と書き込んだ。

6人のタグは墓地のすぐ近くにある市立病院のものであったとされる。

地元テレビ局はこの市立病院の院長の話しを引用し、「6人の遺体は法に基づいて埋葬処理するため、サントドミンゴの葬儀社に3日に引き渡した」と伝えている。

警察はこの市立病院と葬儀社に関する情報を公表していない。

AP通信によると、この葬儀社の職員は事件に関する質問に応じず、「現在調査中であり、コメントは差し控えたい」と述べたという。

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