◎4人は密輸したとみられる野鳥少なくとも113羽を海に遺棄したとされる。
ドミニカ共和国の機動隊(Getty Images)

米領プエルトリコの捜査当局は13日、100羽以上の鳥を海中に遺棄したとして、ドミニカ国籍の4人を起訴したと明らかにした。

それによると、4人は密輸したとみられる野鳥少なくとも113羽を海に遺棄したとされる。

米沿岸警備隊は今月初め、プエルトリコ北の沖合で不審な船を発見。この4人が木製のかごに入れた鳥を海に投げ捨てているところを目撃した。

同警備隊は4人を廃棄物処理法、動物愛護法、野生動物密輸法違反の疑いで逮捕した。

その後の調査で113羽の鳥の死骸が回収された。その一部はドミニカの熱帯雨林に生息する貴重な鳥とみられ、プエルトリコや米本土で高値で取引されている。

4人は13日、首都サン・フアンの裁判所に出廷した。判事は3人を拘置所に、もう1人を自宅軟禁とし、公判を待つよう命じた。

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