ソマリア首都ヘリ墜落、ウガンダ軍の兵士5人死亡、3人生還
事故は2日に発生。このヘリはローワー・シャベル地域からモガディシオに向かっていた。
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アフリカ東部・ソマリアの首都モガディシオの空港にAMISOM(アフリカ連合ソマリア・ミッション)のヘリが墜落した事故について、ウガンダ軍は3日、乗員8人のうち5人が死亡し、3人が生還したと明らかにした。
事故は2日に発生。このヘリはローワー・シャベル地域からモガディシオに向かっていた。
このヘリはもともとウガンダ空軍のものであったが、現在はアフリカ連合(AU)の平和維持部隊が運用していた。
ウガンダ軍の報道官は声明で、「生還した3人も重傷や火傷を負い、病院で治療を受けている」と明らかにした。
ソマリア当局によると、墜落の衝撃で機内の弾薬が爆発し、周辺の建物が被害を受け、民間人3人が負傷したという。
モガディシオ空港で働く男性は2日、ロイター通信の取材に対し、「大きな爆発音がしたので外に出ると、ヘリコプターが炎に包まれていた」と語った。
AMISOMはイスラム過激派組織アルシャバーブと戦うソマリア軍当局を支援している。
アルシャバーブは国際テロ組織アルカイダとつながりのある過激派のひとつで、2007年以来、ソマリア南部と中部の大部分を支配し、モガディシオ近郊まで支配地域を拡大している。