ウガンダ、来年1月からバイオ燃料義務化、エタノール混合ガソリン
ガソリンにエタノールを混合することはバイオ燃料の利用拡大の一環として世界的に行われている。
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ウガンダ政府は1日、来年1月から国内で販売するすべてのガソリンに国内で生産されたエタノールを混合するよう燃料販売業者に義務付けると発表した。
ガソリンにエタノールを混合することはバイオ燃料の利用拡大の一環として世界的に行われている。
ウガンダは年間約20億ドル相当の石油製品を輸入している。
同国は2023年、スイス石油商社ビトルの傘下企業にすべての石油製品の供給に関する独占権を付与した。
大統領府は声明で、「この混合プログラムは政府のクリーンエネルギー促進政策の一環である」と説明した。
バイオ燃料は二酸化炭素排出量の削減に役立つ。エタノールは主に、砂糖製造の副産物であるモラセスから製造される。
燃料販売業者は販売するすべてのガソリンに5%のエタノールを混合することが義務付けられる。政府は「供給状況に応じて」比率を20%まで引き上げる方針と説明した。
ウガンダは来年から商業規模の原油の生産を開始し、タンザニアのインド洋沿岸の港までパイプライン経由で輸出する計画である。