◎コンゴ・ウガンダ連合軍と「民主同盟軍(ADF)」は戦争状態にある。
2022年5月12日/コンゴ、北キブ州ゴマの集落(Getty Images/AFP通信)

ウガンダ西部の集落がイスラム国(ISIS)系組織「民主同盟軍(ADF)」の襲撃を受け、市民少なくとも10人が殺害された。地元当局が19日、明らかにした。

それによると、ADFの戦闘員は19日早朝から攻撃を開始したという。

ADFはウガンダで発足した反政府勢力。1990年代半ばからコンゴ民主共和国の北キブ州などに拠点を置き、民間人数千人を虐殺したと告発されている。

コンゴ・ウガンダ連合軍とADFは戦争状態にある。

西部地方で活動する民兵の報道官は声明で、「テロリストは集落の住民少なくとも10人を処刑し、食料を奪い、民家に火を放って逃走した」と明らかにした。

また報道官は「先月コンゴから逃げ込んできたADFの小隊が関与している可能性が高い」と述べた。

ADFはウガンダだけでなくコンゴでもテロ攻撃を繰り返している。今年6月にはウガンダ西部ブウェラの学校で42人が虐殺されるという痛ましい事件が発生した。

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