◎事故は23日早朝に発生。製糖工場内の砂糖を作るラインで爆発が起き、従業員とみられる11人が死亡した。
タンザニアの製糖工場(Getty Images)

東アフリカ・タンザニア東部モロゴロの製糖工場で爆発があり、外国人3人を含む少なくとも11人が死亡、数人が負傷した。警察当局が23日、明らかにした。

それによると、事故は23日早朝に発生。製糖工場内の砂糖を作るラインで爆発が起き、従業員とみられる11人が死亡したという。

地元テレビ局は消防当局者の話しとして、「電気系統がショートし、ラインの蒸気管が破裂・爆発したとみられる」と伝えている。

火災は発生せず、警察と消防が現場を封鎖し、関係者に話しを聞いている。

報道によると、爆発は技術スタッフが砂糖のラインを動かす準備をしていた時に起きたという。

亡くなった外国人はケニア、ブラジル、インド国籍であった。

少なくとも2人が病院に搬送され、手当てを受けている。報道によると、2人はその後、首都ドドマの病院に移ったという。

この製糖工場は国内最大規模で、年間少なくとも7万トンの砂糖を生産している。

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