◎ナイジェリア北東部の部隊はこの地域に拠点を置くイスラム過激派組織ボコ・ハラムやイスラム国(ISIS)系組織などと10年以上戦っている。
ナイジェリア軍の兵士(Nigerian Army/AFP通信/Getty Images)

ナイジェリア軍は17日、北東部の軍事基地に配備されていた兵士が人道機関の職員と国連PKOの副操縦士を攻撃したと発表した。

軍報道官によると、人道支援を行うNGOの職員が射殺され、副操縦士が負傷。副操縦士の命に別条はないという。

軍報道官は声明の中で、「同僚はこの兵士を直ちに無力化した」と説明しているが、事件の詳細は明らかにしなかった。

地元メディアは関係者の話を引用し、「2人の遺体は軍病院に搬送された」と報じている。

軍は調査を開始するとしている。死亡した兵士、NGO職員、PKO副操縦士の関係は不明だ。

ナイジェリア北東部の部隊はこの地域に拠点を置くイスラム過激派組織ボコ・ハラムやイスラム国(ISIS)系組織などと10年以上戦っている。

この紛争の死者は4万人以上と推定され、200万人以上が避難民になった。

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