▽モロッコは2030年にスペイン、ポルトガルとともにFIFAワールドカップを共同開催する準備を進めており、空港、高速鉄道、都市間鉄道、道路網の拡張を計画している。
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アフリカ北部・モロッコの国立航空局(ONDA)は8日、最大都市カサブランカのムハンマド5世国際空港の新ターミナル建設計画について、工事の入札手続きを開始したと発表した。
ONDAは声明で、「16億ドルをかけて2029年までに新ターミナルを完成させる予定である」と述べた。
新ターミナルは国際的なハブ空港として機能し、空港とカサブランカ、ラバト、マラケシュの主要都市を結ぶ高速鉄道網が整備される予定だ。
モロッコは2030年にスペイン、ポルトガルとともにFIFAワールドカップを共同開催する準備を進めており、空港、高速鉄道、都市間鉄道、道路網の拡張を計画している。
王室は空港の年間発着容量を現在の2倍にする予定である。
ムハンマド5世国際空港の新ターミナルが完成すれば、年間の空港利用者は2000万人増えると見込まれている。
モロッコの24年の観光客数は23年比20%増の1740万人を記録。2030年には2600万人の誘致を見込んでいる。