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▽事件後、イスラム過激派組織アルシャバーブが犯行声明を出し、この攻撃で30人の兵士が死亡、50人以上が負傷したと主張した。
ソマリア、首都モガディシオ、自爆テロが発生した現場(AP通信)

アフリカ東部・ソマリアの首都モガディシオで自爆テロが発生し、少なくとも10人が死亡、30人が負傷した。現地メディアが18日に報じた。

それによると、現場はモガディシオ郊外の軍事基地前。新兵を募集するゲート近くでテロリストが自爆した。

ロイター通信は目撃者の話しとして、「陸軍に志願した多くの若者が爆発に巻き込まれた」と伝えている。

事件後、イスラム過激派組織アルシャバーブが犯行声明を出し、この攻撃で30人の兵士が死亡、50人以上が負傷したと主張した。

政府は死傷者数を公表していない。

爆発を目撃したという男性はロイターの取材に対し、「男が若者の列に飛び込み、自爆した。志願者や通行人を含め、10人が死んでいるのを見た」と語った。

負傷者を受け入れた病院はロイターに、「少なくとも30人が重軽傷を負った」と述べた。

アルシャバーブは国際テロ組織アルカイダとつながりのある過激派のひとつで、2007年以来、ソマリア南部と中部の大部分を支配し、モガディシオ近郊まで支配地域を拡大している。

この軍事基地では23年にも自爆テロが発生し、兵士25人が死亡している。

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