▽東部スファックスの海岸とイタリア南部ランペドゥーサ島は130キロほどしか離れておらず、移民のホットスポットになっている。
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アフリカ北部・チュニジアの沿岸警備隊は28日、東部スファックス沖で移民船が沈没し、8人が死亡、29人を急増したと明らかにした。
それによると、イタリアに向かっていたとみられる船はスファックスの海岸から数キロの地点で沈没。行方不明者がいるかは分かっておらず、沿岸警備隊が周辺を捜索している。
ロイター通信は治安筋の話しとして、「これまでに8人の遺体が収容され、沿岸警備隊と地元の漁師が行方不明者がいないか捜索している」と報じた。
スファックスの海岸とイタリア南部ランペドゥーサ島は130キロほどしか離れておらず、移民のホットスポットになっている。
アフリカ北部のチュニジアとリビアに拠点を置く人身売買組織はサハラ砂漠以南の紛争地などから逃れた移民を集め、ボロボロの木造船やゴムボートに乗せ地中海に送り出している。