◎事故は南部ファナ近郊の道路で13日早朝に発生。乗客数十人を乗せたミニバスと10トントラックが衝突し、もう1台の乗用車が巻き込まれた。
西アフリカ・マリ南部で14日、乗用車2台とトラックが衝突し、少なくとも15人が死亡、数十人が負傷した。軍政が明らかにした。
それによると、事故は南部ファナ近郊の道路で13日早朝に発生。乗客数十人を乗せたミニバスと10トントラックが衝突し、もう1台の乗用車が巻き込まれたようだ。
軍政の報道官は声明で、「乗用車2台と家畜を乗せた10トントラックの事故と聞いているが、それ以上の詳細は調査中だ」と説明した。
また報道官は「どちらかの運転手がスピードを出し過ぎていたか、居眠り運転をしたのだろう」と述べた。
マリでは雨季（6～10月）に交通事故が増加する傾向にあるようだ。昨年は確認できているだけで約700人が死亡、1万人近くが負傷したと伝えられている。
軍政は交通事故関連のデータを公表していない。
