◎ケニア政府は南ア市民のビザなし入国をすでに認めていたため、南ア政府に同様の対応を取るよう圧力をかけていた。
2022年11月9日/ケニア、首都ナイロビ、ルト大統領(右)と南アフリカのラマポーザ大統領(Khalil Senosi/AP通信)

南アフリカのラマポーザ(Cyril Ramaphosa)大統領は9日、来年1月からケニア人のビザなし入国を開始すると発表した。

ラマポーザ氏はケニアの首都ナイロビを訪問し、ルト(William Ruto)大統領と会談した。

声明によると、ケニアの国籍保有者は南アフリカに最大90日間ビザなしで滞在できるようになるという。

ケニア政府は南ア市民のビザなし入国をすでに認めていたため、南ア政府に同様の対応を取るよう圧力をかけていた。

この協定は来年1月1日に発効する予定。

ラマポーザ氏がケニアを訪問したのは初めて。

両首脳は会談後、共同記者会見を開き、先週南アフリカのプレトリアで調印されたエチオピア内戦の和平協定を称賛した。

また両首脳は戦争当事者に永続的な政治的解決に向けた合意に至るよう強く求めた。

地元メディアによると、両首脳は両国の貿易を制限する問題に対処することで一致したという。

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