スポンサーリンク
▽暫定的な死者数は44人、重傷者は13人。軍政は国を挙げて3日間喪に服すと宣言し、テロリストを滅ぼすと誓った。
アフリカ西部・ニジェール、陸軍のパトロール部隊(AP通信)

アフリカ西部・ニジェールの集落にイスラム過激派が押し入り、少なくとも44人を殺害した。軍政当局が22日、明らかにした。

それによると、事件は隣国マリとブルキナファソとの国境に近い集落で21日午後に発生。当局はイスラム国(ISIS)に忠誠を誓う「大サハラのイスラム国(ISGS)」の犯行と非難した。

AP通信は当局者の話しとして、「午後2時頃、イスラム教徒が金曜礼拝を行っている最中に、重武装したテロリストがモスクを包囲し、虐殺を行った。テロリストは撤退する前に市場や民家に火を放った」と伝えている。

暫定的な死者数は44人、重傷者は13人。軍政は国を挙げて3日間喪に服すと宣言し、テロリストを滅ぼすと誓った。

ISGSは犯行声明を出していない。

ニジェールと西側の関係は23年7月のクーデターでバズム(Mohamed Bazoum)大統領が追放されて以来、悪化の一途をたどっている。

軍政は旧宗主国フランスに部隊撤退を命じ、24年5月には米国との軍事協定を打ち切ると一方的に発表。米軍は24年9月に撤退を終えた。

それ以来、軍政は国際テロ組織アルカイダやISIS系組織への対応に苦慮している。

ニジェール、マリ、ブルキナの軍事政権はサヘル諸国連合(AES)を形成してロシアに接近。マリ軍政はロシアの民間軍事会社ワグネルと契約を結び、一般市民を巻き込みながら過激派を掃討している。

専門家によると、サヘル地域の治安は悪化の一途をたどっており、過去10数年で数万人が死亡または行方不明になったとみられる。国連はこの半年で少なくとも3500人が死亡、260万人が避難生活を余儀なくされていると推定している。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク