国際通貨基金、エチオピア融資プログラム第3回審査を承認
エチオピアは2023年12月から債務不履行(デフォルト)状態にある。
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国際通貨基金(IMF)は2日、理事会がエチオピアに対する34億ドルの融資プログラムに関する第3回審査を承認したと発表した。
これにより、新たに2.6億ドルの融資が決まった。
エチオピアとIMFは5月末、融資プログラムの最初の1年間で「強い成果」を挙げたとして、実務者レベルでの合意に達した。
このプログラムは公式債権者や債券保有者との債務再編交渉が続く中、エチオピアの経済を安定化させることを目的としている。
この承認はエチオピアとフランスと中国が共同議長を務める公式債権者委員会が、債務再編に関する覚書(MOU)を最終化したタイミングで行われた。
3月に原則合意された草案はIMFプログラムの期間(2028年まで)中に8.4億ドルの債務再編と2.5億ドルの債務サービス軽減を提供することを目的としている。
この債務再編プロセスは低所得国向けの債務処理を加速するG20共通枠組みイニシアチブの一環である。エチオピアは2023年12月から債務不履行(デフォルト)状態にある。