◎爆発は17日遅くに発生。国営企業の貯蔵施設で爆発、火災が発生した。
西アフリカ・ギニアの首都コナクリにある燃料貯蔵施設で爆発があり、少なくとも11人が死亡、80人以上が重軽傷を負った。地元当局が18日、明らかにした。
それによると、爆発は17日遅くに発生。国営企業の貯蔵施設で爆発、火災が発生した。
軍政の報道官は声明で、「少なくとも11人が死亡し、88人が重軽傷を負ったと報告を受けている」と明らかにした。
また報道官は「死傷者の数は暫定値であり、増える可能性がある」と述べた。
爆発の原因は明らかになっていない。国営テレビによると、この貯蔵施設は遠隔地への移転準備を進めていたという。
ギニアに製油所はなく、国内で消費する石油および石油製品をほぼ全て輸入に頼っている。
国営テレビは関係者の話しとして、「船の荷揚げを行っている最中に爆発が起き、あっという間に燃え広がったようだ」と伝えている。
報道によると、火災は数時間後にほぼ鎮火し、陸軍と警察の合同チームが現場で対応に当たっているという。