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▽ガーナは22年に債務不履行(デフォルト)に陥り、痛みを伴う債務再編を余儀なくされた。
アフリカ西部・ガーナ、首都アクラの通り(ロイター通信)

アフリカ西部・ガーナの中央銀行総裁は24日、同国の消費者物価指数(CPI)が不快なほど高く、バランスの取れた金融政策が必要であると表明した。

2月のインフレ率は前年同月比23.1%増で、22年12月の54%超から低下したものの、それでも中銀が目標とする8%を大きく上回っている。

ガーナは22年に債務不履行(デフォルト)に陥り、痛みを伴う債務再編を余儀なくされた。

最近就任したアシアマ(Johnson Asiama)新総裁は初の金融政策決定会合に先立ち、記者団に対し、「インフレは緩和されつつあるが、依然として不快なほど高く、進展は鈍い」と語った。

またアシアマ氏は「今後数日間の我々の課題は、景気回復を弱めたり、市場の期待を不安定にすることなく、ディスインフレ路線を強化する政策スタンスに到達することだ」と強調した。

金融政策委員会は28日に最新の金利を発表する予定だ。

財務省は今月、大幅な歳出削減により、インフレ率を年末までに11%程度まで引き下げることができるという見通しを示していた。

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