ガーナ25年6月インフレ率13.7%、21年12月以来の水準に低下
25年6月のインフレ率は前年同月比13.7%増、6カ月連続で減速し、21年12月以来の低水準となった。
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アフリカ西部・ガーナの統計局が2日、最新の消費者物価指数(CPI)を公表した。
それによると、25年6月のインフレ率は前年同月比13.7%増、6カ月連続で減速し、21年12月以来の低水準となった。
大統領府の報道官はSNSへの声明で、「インフレの根本的な要因が緩和され、過去6ヶ月間の下落傾向は価格の持続的な鈍化を示している」と書いた。
中央銀行も声明を出し、マハマ(John Mahama)大統領の政策が機能していると指摘した。
食料品のインフレ率は16.3%。5月は22.8%であった。
中銀は5月、政策金利を28%に据え置いた。次回の金融政策決定会合は今月後半に予定されている。
中銀のインフレ目標値は8%である。
ガーナは22年に債務不履行(デフォルト)に陥り、痛みを伴う債務再編を余儀なくされた。