▽ロイターのアナリストは消費者物価指数(CPI)が比較的低いままであることから、次回も同程度の利下げ幅になると予想している。
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エジプト中央銀行が2会合連続で利下げに踏み切る可能性が高まっている。
ロイター通信は20日、アナリストの予想値を更新。中央値で1.75%の利下げと予想した。
中銀は先月の金融政策決定会合で5年振りとなる利下げを決定。政策金利を2.25%引き下げ、貸出金利を26%、預金金利を25%に設定した。エコノミストたちは1.5~2.0%の利下げと予想していた。
ロイターのアナリストは消費者物価指数(CPI)が比較的低いままであることから、次回も同程度の利下げ幅になると予想している。
アナリスト16人の予想中央値は貸出金利が24.25%、預金金利が23.25%であった。
エジプトのインフレ率は過去最高の38%を記録した23年9月以降低下傾向にあり、25年1月は24.0%、2月は12.8%、3月は13.6%に低下した。4月は13.9%で前月をわずかに上回った。
中銀は先月の声明で、「インフレ率の低下により、将来のさらなる利下げへの道が開かれた」と述べていた。