ケニア東部のソマリア国境で爆弾が爆発、兵士3人死亡
事件は15日に発生。即席爆発装置(IED)とみられる爆弾が爆発した。
-6.jpg)
ケニア東部のソマリア国境付近をパトロールしていた軍の車両が爆発に巻き込まれ、兵士3人が死亡した。軍当局が16日、明らかにした。
それによると、事件は15日に発生。即席爆発装置(IED)とみられる爆弾が爆発したという。
事件後、イスラム過激派組織アルシャバーブがウェブサイトに声明を投稿。ソマリア国境から10キロほど離れたケニア領内の集落で爆発があり、兵士2人が死亡、他の兵士が負傷したと発表した。アルシャバーブはこの爆発に関与したかは明言していない。
ケニア国防軍は声明で、「この爆発により、車両に乗っていた3人が亡くなった」と述べた。
アルシャバーブは国際テロ組織アルカイダとつながりのある過激派のひとつで、2007年以来、ソマリア南部と中部の大部分を支配し、首都モガディシオ近郊まで支配地域を拡大している。
地元メディアによると、アルシャバーブはソマリアにおけるアフリカ連合(AU)平和維持ミッションに多くの要員を派遣しているケニアに対して、しばしば越境攻撃を仕掛けている。
アルシャバーブは4月末、ケニア北東部マンデラ郡郊外で採石場に向かっていたミニバスを襲撃。市民5人を殺害した。