イスラム過激期が120人の子供を誘拐 モザンビーク
中央政府は2017年からカボデルガード州のイスラム過激派との戦闘を続けているが、抑え込むことができず、ルワンダ、南アフリカ、その他同盟国の支援を受けてきた。
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国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は24日、アフリカ南東部・モザンビークの北部でイスラム過激派が少なくとも120人の子供を誘拐したと明らかにした。
それによると、過激派はカボデルガード州で子供たちを拉致し、略奪品の運搬や労働を強制しているという。
さらに一部は兵士として利用されたり、結婚を強制されているとのこと。
中央政府は2017年からカボデルガード州のイスラム過激派との戦闘を続けているが、抑え込むことができず、ルワンダ、南アフリカ、その他同盟国の支援を受けてきた。
過激派は2020年、子供を含む数十人の首をはねた。地元メディアによると、当時拉致された子供たちはその後の政府との戦いが戦闘員として利用されたという。
国連は2020年の暴力で60万人以上が避難を余儀なくされたと推定している。
HRWは過去2カ月間で襲撃と子供の誘拐が急増していると述べ、モザンビーク政府に対し、子供の捜索と誘拐防止に努めるよう求めた。