▽事件は州都クエッタ近郊の地区で発生。IED(即席爆発装置)もしくは地雷とみられる爆弾が爆発し、陸軍の車両が大破した。
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パキスタン南西部バルチスタン州で陸軍の車両を狙った爆発があり、兵士7人が死亡した。地元当局が6日、明らかにした。
それによると、事件は州都クエッタ近郊の地区で発生。IED(即席爆発装置)もしくは地雷とみられる爆弾が爆発し、陸軍の車両が大破したという。
陸軍はバルチスタン解放軍(BLA)が爆弾を設置したと非難。BLAを「インド政府の代理人」と呼んだが、その証拠は示さなかった。
BLAは犯行声明を出していない。インド政府もこの主張に関するコメントを出していない。
バルチスタン州では四半世紀ほど前から政府と分離主義勢力による紛争が続いており、BLAなどの反乱軍は州の資源を分配するよう中央政府に要求。その後、独立を求めて反乱を起こした。
パキスタン陸軍は別の声明で、「対テロ作戦が進行中であり、このテロ攻撃に関与した者は一人残らず裁かれることになる」と述べた。
シャリフ(Shehbaz Sharif)首相やザルダリ(Asif Ali Zardari)大統領は6日、亡くなった兵士7人に哀悼の意を表した。
インド軍は6日、パキスタンとの係争地カシミール地方に向けてミサイルを発射し、テロリストの拠点を攻撃したと明らかにした。
パキスタン軍によると、インド軍は6日未明、カシミール地方に向けてミサイルを数発発射したという。
インド国防省はテロリストのインフラ9カ所を標的にしたと主張している。