◎シドニー=ロンドン便は2025年後半に就航予定で、所要時間は約20時間である。
2021年10月1日/オーストラリア、首都キャンベラの議会議事堂、スコット・モリソン首相(Getty Images/AFP通信)

オーストラリアの航空最大手であるカンタス航空は2日、2025年からシドニー=ロンドン、シドニー=ニューヨーク直行便の運航を開始すると発表した。

またカンタス航空は世界のあらゆる都市に直行便を送ることができるエアバスA350-1000ジェット機を新たに購入したことも明らかにした。

エアバスA350-1000の最大座席数は440席、3クラス制の場合は350席から410席。航続距離は1万6100km。

シドニー=ロンドン便は2025年後半に就航予定で、所要時間は約20時間である。

現在、シドニーからロンドンに向かうためには最低1回乗り換えが必要。

カンタス航空のCEOは声明の中で、「A350-1000のプロジェクトにより、オーストラリアはあらゆる都市と直行便を結べるようになる」と述べている。「ロンドンとNYは最後のフロンティアでしたが、A350は距離の問題を克服するでしょう」

カンタス航空は5年ほど前からこのプロジェクトに取り組んできたが、コロナの大流行で計画に遅れが生じていた。

西オーストラリア州のパース空港とロンドンを結ぶ直行便は2018年に就航している。

スポンサーリンク