◎アフガニスタンと国境を接するカイバル・パクトゥンクワ州と南西部バルチスタン州ではテロ攻撃が相次いでいる。
パキスタン、北西部カイバル・パクトゥンクワ州のトルカム国境検問所(Muhammad Sajjad/AP通信)

パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州で正体不明の武装集団が税関職員に発砲し、2人が死亡、3人が負傷した。警察当局が21日、明らかにした。

それによると、事件は同州デライスマイルカーンで20日深夜に発生。武装集団が検問所に向けて銃を乱射したという。

犯行声明を出した組織は確認されていない。デライスマイルカーンでは先週11日にも銃撃事件があり、税関職員4人が死亡している。

陸軍と警察が武装集団を追跡している。

地元メディアは目撃者の話しとして、「黒いマスクをつけた集団が銃を乱射した後、車に乗って逃亡した」と伝えている。

アフガニスタンと国境を接するカイバル・パクトゥンクワ州と南西部バルチスタン州ではテロ攻撃が相次いでおり、その多くにTTP(パキスタンのタリバン運動)が関与している。

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